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アサダの家具 ペーパーコードチェア

2026/02/28

オークヴィレッジ Egret シリーズ

 

シェーカーチェアから着想した、簡素で強いかたち。
天然素材のみで構成され、森を育てる人、木を見極める人、削り出す人、編む人――
さまざまな職人の知恵と技、そしてそれらをつなぐ工夫が詰まった家具。

Egretシリーズは家具材としてはあまり多く使われないアサダを採用しています。

アサダ(Carpinus japonica)は、北海道から九州まで、日本の山に静かに息づく木。

朝鮮半島や中国など東アジアにも広がっていますが、日本ではこの一種だけが自然に育っています。

クリやコナラのように群れをつくるのではなく、ほかの広葉樹にまじりながら、山のなかにそっと点在する存在。
日陰でもあわてず、しっかりと根を張り、時間を味方にしながら、ゆっくり育つ木です。

その歩みのなかで育まれるのは、

きめ細かく、粘りのある、頼もしい材質。

風や衝撃を受け止める強さを内にたくわえています。

派手さはないけれど、

森の時間のなかで着実に背を伸ばし、

やがて樹冠を支える一本へ。

静かで、堅実で、それでいて芯の強い木。

オークヴィレッジさん曰く、実際に加工してみるとその魅力が手につわってくると。
ゆっくりと時間をかけて育つことで生まれる緻密な木質は、
粘りがあって強く、磨くほどに自然な艶が現れる質感で
テーブル天板に広がる赤身と白太のコントラストはとても美しいです。

 

こんな美しい木肌を持ちながらあまり活用されてこなかったのは
山地に点在して育つため群生しておらず、採取量も限られているから。
そもそもあまり知られていないし、大手メーカーさんの生産ベースにはハマることもなく、
いわば「眠っていた魅力」を秘めた材であると。

この素材選びも、日本のあらゆる木を扱ってきたオークヴィレッジさんならではと思います。

 

木、本来の強さと素材を最大限に活かした「木組み」でつくる家具

金具を使わず、木と木をつなぐ木組みで組み上げられた構造。
写真は、テーブルの脚です。脚の付け根が木ネジになっていて天板と脚は脱着できます。
搬入時などの問題もクリアできます。

チェアはわずか3.5kgという軽やかさ。
日々の「引いたり。動かしたり」の動作も苦にならず、暮らしの相棒に相応しいです。
無垢材を木組みだけで構成されているにもかかわらず、強度と軽さを併せ持つ優秀な椅子です。

今回の好木祭では、オークヴィレッジさんのオリジナル展示に加え、
ホルムのオリジナル透かし編みでコラボレーション。

 

強いテンションをかけて編んでいるので、
見た目とは裏腹に、はじめはしっかりと張り感のある座面。

 

 

 

 

 

簡素なフォルムを引き立てる編みは、まるで何十年も時を重ねたかのような佇まいだと感じます。

 

 

ぜひ、ホルムでアサダという木に触れ、持ち上げ、座ってみてください。

その軽さと、静かな強さを体感してください。

オークヴィレッジさんのホームページに掲載されている

素材や木組みについてさまざまな製作秘話をぜひご覧ください。