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4/1からオーダー開始!SOLID 10th year Limited Edition
2026/03/28
長く使える強さと、野性味のある木目「国産クリ材」
SOLIDが描きたいのは、無垢材が本来持つ力強い表情。
その象徴ともいえるのが、国産のクリ材です。
整った美しさだけでなく、どこか荒々しさを感じさせる木目。
湿度変化にも強く、古くから建物を支えてきた確かな強さがあります。
そしてもうひとつ。
国産材を選ぶということ。
日本の山で育った木を使うことは、森を健全に循環させ、
資源のみならず、山に関わる仕事や技術を次の世代へつないでいくことにもつながります。
家具を「買う」という行為が、
これからの森や暮らしに静かに関わっていく。
使い込むほどに深まる表情とともに、
その背景にある時間や営みも感じてもらえたらと思います。



織り直すことで生まれる張地「毛七(ケシチ)」
ソファや椅子の座面に採用しているのが、「毛七」と呼ばれる張地です。
半世紀以上前から続く工法でつくられ、ウールを中心に再構成された繊維素材。
およそ7割が毛、残りを化学繊維で補うことで、しなやかさと強度、耐久性を両立しています。
生まれる場所は、日本最大の繊維産地として知られる愛知・一宮。
役目を終えた衣類を一度ほぐし、再び繊維へと戻し、時間と手間をかけて新たな布へと織り上げていきます。
均一に整えられた工業製品とは異なり、糸の太さや色の混ざり方にはわずかな揺らぎがあり、その不均一さが奥行きのある風合いを生み出しています。
無垢材の木目や節が一つとして同じでないように、「毛七」にもまた、整いすぎない心地よさがあります。

素材同士が響き合うということ
クリ材の持つ力強い木目と、「毛七」のやわらかな揺らぎ。
異なる背景を持つふたつの素材は、どちらも時間の積み重ねを内包しています。
使い込むことで深まる木の表情。
触れ続けることで馴染んでいく布の風合い。
それぞれが少しずつ変化しながら、使い手の暮らしに寄り添っていく。
この組み合わせは、単に見た目の相性にとどまらず、「長く使うこと」そのものの楽しみを何倍にも広げてくれます。
家具は完成品ではなく、暮らしの中で育っていくもの。
その過程を、素材とともに味わっていただけたらと思います。
